英米でベストセラーとなった小説「ささやかで大きな嘘」（邦題）を原作として、あのニコール・キッドマンが主演する事で話題となった海外ドラマ「ビッグ･リトル･ライズ」。
ニコール・キッドマンだけでなく、リース・ウィザースプーンやローラ・ダーンなど、ハリウッド映画並の豪華出演者を揃え、今年のエミー賞ではニコール・キッドマン自身が主演女優賞に輝くほか、リミテッドシリーズ賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞の計5部門も受賞し、更にゴールデングローブ賞では最多6部門にノミネートされているなど、2017年を代表するドラマです。
まだ「ビッグ･リトル･ライズ」を観たことの無い方は多いと思いますので、キャストの紹介や感想、そしておすすめの視聴方法をご紹介したいと思います。
ビッグ･リトル･ライズのキャスト
画像：Wikipedia
セレステ・ライト役：ニコール・キッドマン
ご存知ニコール・キッドマンが夫の過激な愛情表現に怯える「セレステ」役で登場します。現在50歳。「ビッグ･リトル･ライズ」でも相変わらずの美しさは健在です。
画像：Wikipedia
マデリン・マーサ・マッケンジー役：リース・ウィザースプーン
「キューティ・ブロンド」や「メラニーは行く！」で人気となり、後に『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でアカデミー主演女優賞も受賞しているリース・ウィザースプーンが気の強い主婦「マデリン」役を演じています。ちなみに、リース・ウィザースプーンは本作で製作総指揮も務めています。
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ジェーン・チャップマン役：シャイリーン・ウッドリー
今注目の若手女優の一人シャイリーン・ウッドリーが街に引っ越してきたばかりのシングルマザー「ジェーン」を演じています。
画像：Wikipedia
レナータ・クライン役：ローラ・ダーン
デビット・リンチ作品に多数出演する他、「ジェラシックパーク」のエリー・サトラー博士役など数多くの作品に出演しているローラ・ダーンはマデリン達と対立する子持ちキャリアウーマン役で出演しています。ローラ・ダーンは「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」にも出演します。
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ボニー・カールソン役：ゾーイ・クラヴィッツ
「X-MEN：ファースト・ジェネレーション」や「X-MEN：フューチャー＆パスト」に出演した後、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」にも出演し、注目の若手女優であるゾーイ・クラヴィッツがマデリンの元夫の再婚相手ボニー役を演じています。ゾーイ・クラヴィッツの父はあのレニー・クラヴィッツ！ドラマ中で歌声を披露していますが、さすがの上手さです。
出演者
リース･ウィザースプーン
ニコール･キッドマン
シェイリーン･ウッドリー
アレクサンダー･スカルスガルド
アダム･スコット
ゾーイ･クラヴィッツ
ジェームズ･タッパー
ジェフリー･ノードリング
ローラ･ダーン
プロデューサー
デイビット･E･ケリー
ジャン=マルク･ヴァレ
リース･ウィザースプーン
ニコール･キッドマン
ブルーナ･パパンドリア
グレッグ･フィエンバーグ
バーバラ･A･ホール
リエイン･モリアーティ
監督/演出
ジャン=マルク･ヴァレ
原作/脚本
リエイン･モリアーティ
デイビット･E･ケリー
ネタバレ無し・「ビッグ･リトル･ライズ」のあらすじ
物語の舞台はカルフォルニア州のモントレー。
高級住宅街が立ち並ぶ街で事件が起こります。誰かが犠牲になったことは間違いないものの、事件の全容はゴシップ好きな住人達への聴取では一向に見えてきません。
物語は事件の数ヶ月前に戻ります。路上で足をくじいてしまったマデリンは街に越してきたばかりのシングルマザー・ジェーンに助けられます。すっかりジェーンを気に入ってしまったマデリンは、ジェーンをママ友セレステに紹介し、3人の交流がスタートします。
3人には同い年の子供がおり、ある日入学オリエンテーションを終えた子どもたちを迎えに行きます。するとクラスの先生から「同級生の女の子に意地悪をした子がいる」と告げられます。
「いじめたのは誰？」問い詰められた女の子は、犯人としてジェーンの息子ジギーを指差します。
激怒する女の子の母親レナータはCEOを務めるバリバリのキャリアウーマン。勝ち気なレナータと、マデリン達のいざこざが勃発してしまうのです。
「死んだのは誰なのか？」「事故なのか？」「殺人なのか？」美しい街で起こったミステリアスな事件の解明と、子供たちのトラブルを発端として勃発する母親達同士の争いや、彼女達の抱える「闇」の存在が浮かび上がります。
ビッグ･リトル･ライズを観た感想
「ビッグ･リトル･ライズ」は美しい街の風景とハイソな登場人物達の暮らし、そしてその裏にある「闇」が非常に丁寧に描かれていて、全7話をあっという間に見終えてしまいました。
さすがに各賞を受賞しまくっているドラマだけあり、完成度の高さを感じます。
病的な愛情表現をするニコール・キッドマンの夫や、本来可愛いはずの子どもたちもどこか不気味さを醸し出し、終始ドラマに緊張感が漂います。
次々にビックリするような展開があるわけでもなく、派手なアクションがおこるようなドラマではありませんのでややもの足りなさを指摘するような評価も見受けられますが、丁寧に作られたサスペンスドラマを見たい方にはイチオシです。
個人的には音楽も素晴らしかったと思います。
「マイケル・キワヌカ」のオープニング曲はムーディーでドラマの雰囲気にぴったりですし、要所要所で挿入されているR&Bも格好良い曲ばかり。ドラマを見た後はきっとサントラも聞きたくなっちゃうんじゃないかと思いますよ。子供ながらも音楽センス抜群なマデリンの娘「クロエ」の存在はお気に入りのキャラクターになりました。
話題の主演陣では、何と言ってもニコール・キッドマンの美しさに見惚れてしまいます。ニコール・キッドマンは現在50歳、美しすぎる彼女を見るだけでも価値のあるドラマかと。
リース・ウィザースプーンも気の強い主婦を怪演？していますし、シングルマザーを演じるシャイリーン・ウッドリーの影のある演技もドラマの雰囲気にぴったりでした。
ビッグ･リトル･ライズの動画を見る方法（2021年1月現在）
さて、そんな大注目ドラマ「ビッグ･リトル･ライズ」ですが、最後に「ビッグ･リトル･ライズ」を見る方法についてご紹介しておきましょう。
「ビッグ･リトル･ライズ」の制作会社はHBO。「ビッグ･リトル･ライズ」はHBOの配信権を持つU-NEXTで配信しています。その為、以前独占配信権を持っていたHuluでも配信を終了してしまいました。
残念なことにAmazonでも2020年末をもってHBO作品は見放題から外れてしまい、現在は有料配信のみとなりますが、シーズン1とシーズン2を見ることが可能です。
詳細：U-NEXT
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