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Hulu

Huluに米国Hulu・ヤフー・東宝・讀賣テレビ・ 中京テレビが出資。今後のHuluはどうなる?

少し前の話になりますが、7月28日に日本のHuluを運営するHJホールディングス株式会社が「Hulu,LLC(米国Hulu社)、ヤフー株式会社、東宝株式会社、讀賣テレビ放送株式会社、中京テレビ放送株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施した」とリリースしました。

Huluといえば、2014年に米国Huluから事業を継承し、日本テレビの子会社であるHJホールディングス株式会社が運営をしてきた訳ですが、ここにきて再び米国Huluと、ヤフー、東宝、讀賣テレビ、 中京テレビを引き受け先とする増資を行った理由は何なのでしょうか?

第三者割当増資の目的は?

リリース中の「目的」にはこう記載されています。

Huluは、2011年9月、日本で初めて定額制のオンライン動画配信サービスを開始し、新たなエンターテインメントのサービスをユーザーの皆様にお届けしてきました。2014年4月には、放送業界トップカンパニーである日本テレビ放送網に事業が100%承継され、さらに成長スピードを加速し、2017年3月末日現在の有料会員数は、155万人以上になっています。

そして、このたび、Huluは新たな株主を迎えることになりました。プレミアム動画配信サービスのHulu,LLC(米国Hulu社)、日本最大級のインターネットポータルサイトを運営するヤフー、日本最大級の映画製作・配給会社の東宝、さらには日本テレビと業界ナンバー1の放送ネットワークを構成する讀賣テレビと中京テレビです。

新たな資本提携の実現により、さらに経営基盤を強化したHuluは、これまで以上に、魅力的なコンテンツの制作・調達が可能になり、プロモーション力も大きく向上します。Huluは、ユーザーの皆様にとってますます魅力的で、なくてはならない存在へと成長できるように、今後更に提携先各社と関係を強化して参ります。

日本テレビ買収時の有料契約数は数十万人との事でしたので、現在の155万人以上という数字はけして悪くないような気もします。

しかし、今のところHuluの運営は黒字では無いとの噂です。また、今年のHuluリニューアルでは悪い意味で世間の話題となり、少なからず退会が出てしまったようですので危機感があるのでしょうか?

もちろん、そんな後ろ向きな理由だけでなく、リリースにあるように更なるコンテンツ強化の為という側面もあると思いますが、現状では単独の資本で運営するには少しキツイ状況なのかもしれませんね。

注目はヤフーの資本参加

今回のリリースで僕があれ?っと思ったのは、ヤフー株式会社が参加している点です。

ヤフーといえば、今年の前半までUULAを運営していましたが、3月末をもってサービスを終了しています。また、GYAO!も現在ヤフーが運営していますが、やや中途半端な運営状態のように感じています。

これを機にGYAO!をやめてしまうのか、はたまた更に力を入れるのか(コンテンツの共同仕入れなんてできるのかしら?)、もしくはソフトバンクモバイルのサービスの一環(ドコモのDAZNのように)として提供する予定なのか、今のところその意図は分かりませんが今後の動きに注目ですね。

少し待てば、ソフトバンクユーザーならHuluをお得に利用できる時代がくるのかもしれません。

「シン・ゴジラ」「君の名は」がいち早くHuluに登場する?

リリースにもあるように今回の第三者割当増資により、魅力的なコンテンツの制作・調達が可能になる事は間違い無さそうです。

海外ドラマファンとしては、再び米国Huluの資本参加により、海外ドラマがもっと充実する事を期待したいですね。

また、東宝の資本参加により、昨年大ヒットした「シン・ゴジラ」や、「君の名は」等の東宝が抱えるコンテンツが他社に先駆けて見放題に登場する可能性もありそうです。

そうなると、ますます定額見放題サービスHuluの魅力が強化されそうで、今から楽しみでなりません。

今後もHuluの動きは要注目ですので何か新しい動きがあればお知らせしますね。

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